日本の企業は借金できず力を発揮できない

日本は力を持っていると思うが借金もできず企業は力を発揮できない

埼玉県在住 O.Sさん(42歳)
日本の企業は力がある、自分の付き合っている企業もそういうところが多いと思う。自分の会社は大したことはないかもしれないが、それでも医師法はそれなりに仕事をとってきているし、税金も納めているから少なからず社会貢献はできているかなと思う。

しかし日本の場合はどうもこの企業の力をうまく使えていないように思う。使えていないだけじゃなくて、反対に起業の力を削いでしまっているような気もする。それは我々中小零細企業が一番感じている所で、我々が競争力を持てない要因の一つでもあると思う。

それは実は我々にお金を貸してくれない銀行というものの存在、そしてそれを認めている国の存在が大きいと思う。一応政府系金融機関というのもあるのだが、ここは意外に金利も高いし利用率が低かったりするものだ。だから私は国としてやる気があるのか?と思う。

じゃあ我々中小零細企業はどういうふうに資金繰りをしているのか?というと、まずは自分のお金を切り崩している。給料を減らしたりボーナスなんてもらえるはずがない。それに生活している家を担保にしてお金を借りているところもあるくらいだ。

担保が出せるところはまだマシで、できない場合には資金繰りのために低金利なものを探してきて使うのだ。特に銀行カードローンが一番低金利ではないかということで、使う人が多くなっている。銀行は確実に一番客と二番客をこの様に分けているのだ。

大企業は安定していてお金もあるので返済してもらえる可能性が高い、だから一番客で低金利。しかし中小零細企業は貸し倒れになる可能性が高いから、銀行カードローンを新たに利用してもらって、少し高めの金利で貸し出すというような形だ。

正直、このやり方は日本企業のやる気や競争力を削いでいるとしか思えない。どうしてこういうことをするのか?もっとやる気のある方法を用いるべきじゃないのか、いつもそう思うが、なかなかそうならないのは日本という国や銀行が、本気で競争に勝つ気がないのだろう。自分たちの保身さえ出来れば、それでいいのだと最近考えるようになった。