介護のための借金で人生を諦めそうだった

親の介護のために借金もして仕事もやめて生活保護だった頃の話

秋田県在住 I.Kさん(44歳)
私が一番人生で苦しかった時期というのは親の介護です。父親が認知症ということもあって、ずっと介護をしていたのです。数年前に亡くなった時には正直な話悲しい気持ちもありましたが、解放されたというような気持ちにもなりました。もしあれが続いていたら、私は自殺するしかなかったと思います。

そのくらいまで追い詰められていました。なんといっても仕事をやめて、生活保護をもらったりカードローンの借入れをしながら、親の介護をしていたくらいです。銀行カードローンの返済は幸い、低金利だったこともあって、もう全て返済することができました。

当時は毎日親の面倒を見ておかないといけませんでした。介護保険という精度がありますが、一日に数時間しか見てもらえません。そうなると、いつ徘徊するかわからないですし、いつ危ない行動をとるかわからないのです。だから四六時中目を光らせておかないといけないのです。

そんなことをしているとこちらも精神的にきつくなります。そして最終的には親がなくなったので、私の介護生活も終了しました。こういう時に国の制度というのはあてにならないなと思います。結果的に銀行カードローンを使っていたのですから。

銀行カードローンを使わなくてもいい、そして私も仕事をして自分の生活をもてる、そういう状況を作らないと今後もこのような私と同じように人生を捨てる覚悟を持つ人が増える可能性があります。日本はどうしてこの問題に早く取り組まないのでしょうか。

最近は国に頼るよりも民間業者をうまく活用すること、そして友達と仲良くして協力すること、これが重要だと思うようになりました。国のことは当てになりません。低金利の銀行カードローンの方がよっぽどあてになります。

私は今は働くようになり、普通の生活を手に入れるようになりましたが、親にも申し訳ないことをしたという気持ちもあります。だから親のためにももっと介護で磨り減らないような人生を送れる、そんな制度を国に作ってもらえるように求めて行きたいと思っています。